づどど

色々雑記です。

ど素人が動画編集・YouTubeに投稿するまでの工程と妥協

仕事で動画編集をしたことがあるのですが、本当に沼だったので、思い出です

 

 

必要なもの

ストップウォッチ

動画編集ソフト

 フリーだとLightworksさんが使いやすかったです https://www.lwks.com/

 たぶん有料のAfterEffectさんなどにスキルアップしやすいフリーソフトです

画像編集ソフト

 FireAlpacaさん便利です https://firealpaca.com/ja/

糖分・コーヒー

虚無を解消するための動画 ピカチュウがおすすめです→https://www.youtube.com/watch?v=tAA_yWX8ycQ&t=2515s

手伝ってくれる友人

SHIROBAKO15話

 名作。アニメ制作が1話にまとまっていて、どういう工程があるのかがよくわかります。

Youtubeアカウント、代表のgmailアドレス(アカウント・チャンネルなどの説明は省きますが、まずアカウントとかブランドアカウントとか突き詰めると沼です)

 

 

テスト

絶対まず最初に一度やった方がいいです!!!!!!!

めちゃくちゃがんばって最後にエンコで失敗するとか死にますよね?????死にました

 

テスト内容

 一度動画を編集ソフトに入れる

→カット編集・テロップ・合成を簡単に試す

→エクスポート

YouTubeにアップまでやってみる

 

目的

エクスポートやアップロードの時間間隔をつかみます

YouTubeのアップロード方法なども最初はまじで分かんないのでとりあえず一度やります

 

エクスポート始めるとまずトイレに行って、自販機でジュースを買って、のんびりして、それでも終わらなくてコンビニまで行って、それでも終わらないことがあります

 

エンコード条件によっては動画が意図しない形(低画質、スピードが変わるなど)になることもあるので、最後に焦らないために先に一度やっておきましょう

 

エンコード参考記事:https://nvr.bz/topics/knowledge/what-encode.php

 

 

参考動画集め

編集を始めると、自分が正しい感覚なのかが分からなくなるので、絶対に用意しましょう

 

参考動画の基準

沼に入る前に、正常な感覚の指針として参考動画を1~3本用意します

作る動画のテイストやジャンル、トンマナはもちろん、秒数を合わせたものが好ましいです

秒数が変わると編集も変わるので

 

参考動画を絵コンテに落とす

時間があれば、参考動画を絵コンテに落とすと、秒数やタイミング、カット割り、苦労などが見えてきます

参考動画を絵コンテに落とし、その絵コンテを自作に当てはめて絵コンテを作ると良いでしょう

参考動画の工数を考えて、締め切りに間に合わなそうなら、参考動画から見直しましょう

まだ取り返しがつきます

 

脚本・構成台本

腕の見せ所です

なるべくカットが少ない台本が良いなあ……編集が死ぬので

 

脚本以外に書いておくこと

脚本はもちろんですが、

  • 動画タイトル
  • キャプション文・概要欄の文章
  • YouTubeの場合、チャンネルの紹介文
  • SNS投稿文
  • 商品の紹介やリンクを張る場合は遷移先ページの確認(CTAの設定)

などを先に片付けておくと、心が穏やかです

 

 

絵コンテ

まだまだ素人なのに絵コンテってプロっぽいもの必要かな?って思いますよね

絶対必要です

沼にはまって死にそうになってからようやく気付いたので、ぜひ最初から作ってください

 

絵コンテってどんなもの

絵、音、テキスト、動作、秒数をかいたものです

効果音やエフェクトが必要ならここで書いておいた方が良いです

動画がある場合は、取れ高を見ながら絵コンテにおこします

絵コンテの参考です https://cinemadrive.jp/know-how/234/

 

絵コンテのカットが多い=工数が増えます

YouTuberっぽい動画は間を詰めることでテンポを上げているのですが、カットが多い=沼です。

 

あまりにテロップの表示時間が短いと読めないので、読ませたい場合は秒数を考える必要があります

 

絵コンテから素材一覧を作る

絵、動画、音、テキスト(テロップ)などの素材一覧を作りましょう

エフェクトのプラグインなどが必要な場合もありますし、

フォントを集める必要がある場合もあります

素材集めも気づけば時間が溶けるので、友人に投げられるようにします

効果音など、最悪省略していいものは省略可!!!とここら辺で妥協します

 

 

素材集め 

誰かに頼みましょう

一覧を渡して泣きつくと良いです

編集と同時進行できるので、とりあえず

 

動画素材

最悪動画さえあればどうにかなります

撮影がまだの場合、動画撮影をします

絵コンテに合わせて取れ高を確認して、取れ高が足りない場合は再度撮影します

 

画像素材

背景素材やワイプやバー、ロゴなどが必要な場合は集めておきます

テロップ素材も意外と探すのが時間がかかります

テロップ参考:いらすとやさん https://www.irasutoya.com/search?q=%E3%83%86%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%97

 

BGM・効果音

権利などに注意しましょう

BGMも編集しだすと沼なので、MVでない限りは、フェードイン・アウトで濁しましょう

効果音ははめてみるとイメージと違ったり秒数が合わなかったりするので、複数種類集めておくのが良いと思います

Youtubeさんが素材をくれます:https://www.youtube.com/audiolibrary/music


テキスト・テロップ

テロップは漫画の吹き出しコマのように一コマずつパーツとしてはめていくことになります

コピペできるように、一コマごとにスプレッドシートか、テキストで書き起こしておきましょう

テープ起こしが必要な場合は友人に泣きつきます

動画編集ソフトによっては日本語を直接入力できず、コピペしかできない場合がありますので注意です

 

 

 編集

 ここからは無限に時間が溶けることを覚悟してください

ヒカキンさんは7分に6時間ですが、つよつよです

下手したら素人は7秒で6時間溶けます

 

 

まずカットして動画を整える

動画が素材の場合、まず動画をカットしましょう

 

ここで、無限に時間が虚無です

たとえば、2秒の「はいっ……どーもー!」を「はいっどーもー!」に縮めたいとします

編集バーをカット、詰める、カット後の動画位置を動かす、などの編集で2分ほどかかります

シークバーを戻して再生します 2秒です

なんか違うのでもう少しカット、詰める、動画位置を動かす、などをします

無限に時間が虚無に飲み込まれていきました

 

カットが多いと無限に時間がかかるので、YouTuberっぽいテンポの良い動画は根性と努力の結晶であることが分かります

 

背景などの合成

背景は合成で意外とすぐつきます

背景を動かすのはつらいのでやめましょう

 

テロップをつける

まず1つ分、フォントや縁取りなどの基本素材を作ります

このパーツをコピペして、そこにあらかじめ起こしておいたテキストをコピペで埋めていくとよいです

基本的に、まず完成を目指して、テロップへのエフェクトは後回しにしましょう

無限に時間が溶けます

 

BGMを付ける

音はめなどをしたい場合は一番最初につけておきましょう

しない場合は、余計な素材があるとつらくなるので、最後に乗せるといいでしょう

 

エフェクト・効果音を付ける

時間があったらやりましょう

とりあえずエクスポートして完成してから、エフェクトにこだわると良いです

もうたぶんここら辺では泣きそうになっているので、あきらめも必要です

 

エクスポート

エンコードを投稿媒体用に調整して、エクスポートします

画質があがればあがるほど時間がかかります

昔は一晩以上かかっていたそうです

現代でも、平気で数分~数十分飛んだりすることもあるので、覚悟です

 

アップロード

YouTubeとか、ツイッターとか、媒体にアップロードします

 

公開

お疲れさまでした!!!!!!!!!

 

拡散

シェア喚起施策も大事です

マーケティングだいじ

SNSなどをあらかじめ用意しておいたり、拡散してもらえる協力者などを用意します

 

 

動画はものすごく時間がかかるので、溶けました