寝る前にちょっと色々書いていこうと思う。バレンタインの夜だし。
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育ちが同性ばかりの中高だったのでバレンタインというと「甘いものを食べる祭り」であった。
校舎中甘いにおいが立ち込めて、そこらでお菓子が広げられる。
手作りもあれば、市販品もある。
何でもいいのだ、甘ければ。
更に、たまにしょっぱいのを持ってくる子もいる。そういう子がモテるんだ。
あまりに大っぴらにお菓子を広げているので教室中が甘い。
授業に入ってきた教師はもちろん咎める。
自分の分は無いのかと。
おすそ分けすると許してもらえる。
というかバレンタイン以外でも普通にお菓子を持って行って食べていた。
教師も普段からねだっていた。
良い学校だった。
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バレンタインの夜だし、恋愛的なことを考える。
別に恋愛が必要ではないのだが……。
というか、恋愛抜きにしても同居できるパートナーやシェアハウスの住人が欲しいのだが……。
誰か一緒に住んでください。
配偶者になった場合、障害者の税控除など便利なんで、便利な場合は結婚も可です。
結婚願望は別にない……というか一人の相手と一生を共にするのは想像できない。
が、誰かと一緒に暮らしたい願望は沢山ある。
性別は割とどうでもいい。
病人になって割り切ったことの一つだが、性行為がほぼほぼ無理な体である。なので、たとえ恋愛が絡んだとしても、性別は本当にどうでもいい。
そもそも恋愛の相手を性別でくくるという考えが私には良く分かんないのだが……
性行為でどちらの性別の体の方が気持ちいいか、はあるけれども、恋愛相手は人によるとしか言えない。
同居人を見つけたい、というのが今年の抱負であるのだが、この抱負に恋愛が役に立つだろうか?
恋愛して同棲、というプロセスは普通ではあるが破綻もしやすい。
破綻に耐える体力はない。なにせ寝たきりの病人なので。
それよりも経済的・労働力的な互助的な同居の方が安心できる。
とはいえ、そのそろばんが弾ける相手であり、条件がかみ合うか、というのは非常に難しいのだが……。
どこで見つければいいんだ? アプリか?
いしづと同居したい方、興味ある方、ご連絡ください。
互助の仕組みに恋愛を持ち込むから色々面倒なんだよなあ……。
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漫画アプリで色々読んでいるのだが、最近好きな漫画が「虫かぶり姫」だ。
虫かぶり姫は王道の女性向けなろう系で、「本ばかり読んで本の虫=虫かぶり姫というあだ名の私が王子様に溺愛されて……!?」というストーリーだ。
このストーリーがきらきらな少女漫画の画風で展開する。
●●みたいというのはあんまりいい表現ではないのだが……種村有菜先生を彷彿とさせる画風である。
読んでみると、「そうだ! イケメンはキラキラしろ! 姫の髪はふわふわロングで瞳はキラキラだ! そしていちゃいちゃシーンはがっつりいちゃいちゃしろ!」
という、振り切った砂糖菓子のような読み味を味わえる。
砂糖菓子を食べたい時にちゃんと砂糖菓子をもらえる漫画である。
(余談ですが砂糖菓子って単語、少女漫画を論ずる時以外に出てこない語彙じゃないですか?)
乙女ゲーの主人公の友達ポジションで後方腕組みで見守って甘い雰囲気を吸いたいんだ、私は。
少女漫画を読みたいという気持ちを思い起こさせてくれた漫画である。良い。
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ここまでの話、この配信を見ながら書いている。
星川とフレンの因縁っぷりはやばい。百合好きならぜひ追ってほしい。
概略を記す。
星川は樋口楓先輩が好き。フレンは戌井とこ先輩が好き。
なんだが……楓先輩もとこ先輩もふたりの気持ちを知りながら適当にあしらっている。
(配信上でスキアピールが繰り広げられるのだ!)
で、楓先輩は星川の前でフレンにちょっかいを出し、とこ先輩はフレンの前で星川にちょっかいを出す。
ちょっかいを出して、自分に気のある後輩の反応を楽しむのだ。
(繰り返し言うが、これが配信上で行われるのだ!)
星川とフレンはそういう恋敵であり、度々キャットファイトしている。
ローション殴り合い、ぜひしてほしい。
ていうか星川とフレンの関係も百合だ。はあ……百合だ。最高。
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恋愛、自分でするより見る方が楽しいですよね。
て訳で、今日はとりとめもなくおしまい。
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そうそう、この漫画、過去に読んで面白くて感想ツイートをしていたところ、今日、作者さんがエゴサいいねをされました。
思い返して読み返したらめちゃくちゃ面白かったです。
ナチュラルに百合です。とても良かったです。
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今度こそおしまい。おやすみなさい。